はじめまして、司法書士の小林知子です。
平成4年に司法書士試験に合格し、実務実績は今年(平成29年)で25年となりました。
平成13年に成年後見制度が発足してからは、成年後見人として活動し、高齢者の財産と人権擁護に尽力を尽くしてきました。
不動産登記や商業登記などの登記手続きに関しては、実務経験の長さから、着手した案件は5000件を超えます。ドキッとするようなトラブルも何度も経験しましたが、お客様の「ありがとう」の笑顔に励まされ、ここまでやってきました。
私が育った環境は、三人姉妹の末っ子です。10歳の時、父を亡くし、母は飲食店をしながら朝から晩まで働き、3人の子供を育ててくれました。
一番上の姉も若いうちに事故で亡くなり、次の姉も嫁いだため、私は、母の飲食店を、子育てしながら手伝いました。
そして、40歳のとき、母が店じまいをしたことをキッカケに、司法書士をめざし、勉強を開始し、44歳で合格することができました。
当時、会計事務所を経営していた夫から、相続に関する案件をひきうけ、相続の専門家として走り出しました。
一人のお客様を大事にすることにより、もう一人、お客様を紹介される。一人、一人、地道にお客様を増やし、平成18年には、司法書士新井守事務所を引き継ぐことになりました。
母子家庭という弱い立場にいたため、つねに弱い立場にいる人の味方でありたいという信念のもと、業務を続けています。
『あなたに会えて本当によかった』と最後にいっていただける司法書士になれるよう、日々精進しています。